かくのごとく、我思えり

京大生が、本の感想や勉強のことを書いていきます。

【京大法学部】苦闘する法学徒の日記①(2回前期第1週・第2週)

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はじめに

 

こんばんは、工藤冬樹です。

 

大学が始まってもう2週間以上経ちました。早いものですね。3ヶ月後に試験が待っていると思うと憂鬱な気分になります。

 

さて、この「苦闘する法学徒の日記」では、僕の京大法学部での学びについて書いていきます。今回は、前期の第1週・第2週(4月8日~4月21日)のことを書いていきます。この記事の前提なども書いているので、ぜひ前回の記事も読んでくれるとうれしいです。

 

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各授業の感想

 

民法第一部

 

うーん、難しい。少なくとも、いま僕が受けている法学部の専門科目のなかでは最も難しいように思います

 

というか、そもそも履修するかどうかすら少し悩んだんですよね。京大法学部は必修科目がほとんどないため、民法を学ばなくても卒業できる(はず)。そのため、「民法は難しい」という話を聞いた僕は、民法第一部を履修するのをためらっていました。でもさすがに法学部にいて民法をまったく学ばないというのもどうなのかなと思い、けっきょく民法第一部は履修することにしました。

 

ちなみに授業内容は権利能力とか法律行為とか意思表示とかでした。まだ何となくは理解できますが、油断するとヤバそうですね。予習と復習ぐらいはちゃんとしておきます。といっても、後述する刑法・憲法の授業と比べると授業の進度がはやいので、復習はレジュメ、授業のノート、基本書を用いながら授業内容を何となく理解するという程度にとどまっています。まずいですかね…。

 

この授業は教科書の指定がなく、先生が提示した数冊の基本書のなかからどれかを買ってということでした。山本敬三先生や中舎寛樹先生の本と迷いましたが、結局『民法の基礎1 総則 (第4版)』(佐久間毅・有斐閣)を買いました。法学の本にしてはかなり分かりやすいです。調べてみた限り評価も高そうだし、この本で勉強していこうと思います。

 

 

刑法第一部

 

教科書として指定されたのは、『たのしい刑法I総論(第2版)』(島伸一ほか・弘文堂)と『判例刑法総論(第7版)』(西田典之ほか・有斐閣)。『たのしい刑法』は文体が比較的平易で、初学者でも読みやすいです。ただ、もうちょっとかっちりした基本書を使った方がいいのかなという不安もあります。

 

授業の内容は、刑罰を科す目的や罪刑法定主義といった刑法の基本に関するものでした。とりあえず教科書の授業範囲のページを2回ほど読んだうえで、教科書や授業の内容を自分なりにまとめてみました。もっとも、ノートにまとめる学習に凝り過ぎるのは良くないと考えているので、そんなにきれいにまとめたわけではないですが。

 

そもそも、ここらへんの内容が試験に出ることはあまりないと思うので、さっと流す程度で良いと思っています。

 

 

憲法第一部

 

憲法は統治機構と人権保障とに大別されますが、憲法第一部で学ぶのは統治機構の方です。つまり、国会とか内閣とか裁判所についてですね。

 

最初の4回は憲法総論として、立憲主義の諸原理や憲法改正について学びました。憲法は中学・高校でも力を入れて勉強する分野であるため、取っ掛かりはつかみやすいです。この理解でいいのかという不安はもちろんありますが。

 

指定された教科書は『憲法Ⅰ 総論・統治 (第2版)』(毛利透ほか・有斐閣)です。調べてみたところ、共著の弊害が出ており必ずしも評価が高くありませんでした。ですが、今のところさほど不便は感じないので、とりあえずこの本を使って勉強していきます。

 

憲法も復習は教科書・ノートを見返して授業内容をさっと振り返るぐらいしかできていないけど、大丈夫だよね…?

 

 

日本法制史

 

日本の歴史を法の面から見ていく授業。最初の4回の授業では、ヤマト政権から平安時代の王朝国家のあたりまでやりました。高校までの日本史で勉強したことが有機的につながる感じがして、個人的には好きな授業です

 

ただ、1回の授業の範囲がかなり広いので、予習・復習が大変です。予習で教科書を授業範囲分だけ読み、復習でもう一度教科書を読んだあと、授業内容をノートにざっとまとめています。

 

いまは1回の授業でやる範囲が広く学習が大変ですが、12回目の授業からは明治以降をじっくり勉強するため、1回の授業あたりの範囲は狭くなるようです。そこまでの辛抱だと思って、予習・復習を頑張りたいです。

 

 

現代社会と裁判

 

元裁判官の先生による授業です。先生ご自身の経験に基づいた話を聞くことができます。

 

理論を中心に勉強する法学部の通常の授業とは少し異なる授業なだけに、学生の評価は分かれます。ですが、個人的には面白い授業だと感じています。裁判官という仕事の面白さや奥深さを生き生きと語る姿を見ると、自分もそんな仕事に就くことができたらいいなという気持ちになります。学生としては、法学部の授業のなかでは比較的楽な授業であるというのもこの授業の魅力なんですけどね(笑)。

 

 

総括

 

先週・先々週の反省は、1つの授業の予習・復習に時間をかけすぎたことです。法学の勉強に慣れていない、集中力が足りないなど、原因はいくつかあるとは思いますが、今のように時間をかけていては時間がいくらあっても足りません。時間を意識した学習を心掛けるとともに、上手く力を抜いて大事なところにリソースを集中させる術をはやく身につけたいです

 

以上、前期第1週・第2週の学習状況でした。次の「苦闘する法学徒の日記」は5月6日ごろに更新する予定です。ぜひご覧ください。