かくのごとく、我思えり

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第二外国語で勉強しただけの人間がセンター試験ドイツ語を解いてみた

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はじめに

 

センター試験においては、人によって受験する科目が異なります。ですが、ほとんどの人が受験する科目が一つあります。それは英語です。英語は文系だろうと理系だろうと必要ですからね。

 

しかし、ご存知の方も多いかもしれませんが、センター試験の外国語科目は英語だけではありません。英語の代わりにドイツ語・フランス語・中国語・韓国語のいずれかを選択することも可能です

 

英語で受験した(する予定)の人にとっては、英語以外のセンター外国語がどのようなものか気になりませんか?

 

そこでこの記事では、大学の第二外国語として1年間ドイツ語を勉強した人間がセンタードイツ語を解いてみて、どのくらい点数がどれるのかを検証します。

 

 

試験問題を解く前に

 

センタードイツ語の受験を本格的に考えている人は、どのくらい勉強したら何点とれるのかが気になると思います。そこで本題に入る前に、僕のドイツ語勉強歴を説明しておきます。結果だけ見たい人は次の章に飛んでください。

 

ドイツ語の勉強を始めたのは去年の4月、大学での第二外国語の授業が始まったときです。ドイツ語の授業は週に2コマ、つまり90分×2=180分受けました。片方の授業はネイティブスピーカーの先生による授業で、スピーキングとリスニングが中心の授業でした。結構楽な授業でしたが、この授業では正直そんなにドイツ語の力は伸びませんでした(真面目にやらなかった僕が悪いのですが)。

 

そして、もう一つが文法の授業。大学の第二外国語なんてテキトーにやっておけば単位はとれると言われるなかで、この授業はその例外でした。使っていたテキストもカントやヴィトゲンシュタインの文が練習問題で引用されているような比較的ハイレベルな内容でした。そのため自堕落な僕も単位を落とさないためにドイツ語の勉強を強いられ、1回の授業あたり1時間ほど予習しました。そうは言っても所詮は単位を落とさないという程度の動機で勉強していたので、お世辞にも期末試験の点数が良いとは言えませんでしたが。

 

8・9月および2・3月の長期休みにドイツ語に触れることはほとんどなかったので、昨年のドイツ語の勉強時間は、合計で120時間といったところです。要するに、第二外国語で1年間ドイツ語に触れただけです。

 

 

センタードイツ語を解いてみた

 

では、もったいぶっても仕方がないので、結果を発表します。2019年センタードイツ語、僕の点数は147点でした

 

うーん、なんとも微妙。でも僕のドイツ語の実力とか勉強量の割には点数がよかったんじゃないかと思います

 

この点数の僕が言うのもなんですが、センタードイツ語は英語よりはずいぶん簡単だと感じました。もし難易度が英語と同じくらいだったら50点くらいしかとれていないでしょう。

 

大問別の点数は以下の通り。

 

大問1:12/21点 大問2:15/24点 大問3:25/25点 大問4:20/20点

大問5:15/15点 大問6:30/35点 大問7:30/60点

 

大問1の得点率は半分ほど。問題の内容は発音と動詞・名詞の活用に関するものでした。単語力がないと解くのは厳しいです。ドイツ語の単語をおそらく100も覚えていない僕には無理でした。

 

大問2は6割ほどの得点。穴埋め形式の文法問題でした。ドイツ語では、単語の性(男性名詞・女性名詞・中性名詞)が文法的に正しい文を作るうえで重要なのですが、単語すら覚えていない僕は性なんて覚えているはずもなく…。撃沈しました。

 

大問3はなんと満点。単語を並び替えて文章を作る問題です。かすかに頭のなかに残っていた独文法の知識を掘り起こし、何とか得点することができました。

 

大問4も満点。いわゆる会話問題でした。比較的易しい問題が多く、自信をもって解くことができました。

 

大問5からは長文問題です。1年時の第二外国語の授業では長文を読む訓練ははほとんどしなかったので、ドイツ語の長文を読むのはほぼ初めてです。

 

大問5は満点。この大問は長文とはいってもインタビュー形式の文章で、そんなに複雑な文章はなかったので、何とか大意を掴むことができました。

 

大問6は結果だけ見れば1問間違っただけですが、僕にとっては結構難しかったです。ドイツ語を見ただけでは意味がつかめない場合は想像力も働かせながら解きました。

 

大問7は見事に撃沈しました。この大問は大問6・7とは異なり純然たる文章で、正直に言って意味がよく分かりませんでした。半分解けただけでもよくやったと思います。

 

もし、ここからさらに点数を上げようとするならば、やるべきは文法事項の再確認と単語の暗記だと思います。2・3月はドイツ語にまったく触れていなかったので、文法はかなり忘れていました。大学の秋学期が終わったばかりの1月末に解けばもう少し点数が良かったんじゃないかなと思います。また、単語力が全然足りませんね。英語で言えば中学レベルの単語すら身についていない状態なので、性も含めて覚える必要があると感じました。この2つをやれば、8割(もしかしたら9割)は取れるのではないかなと思います。

 

もしドイツ語初心者がセンター試験でドイツ語を解くなら、大学1年生が使うようなテキストで独文法を習得したうえで、1500ほど単語を覚えればいいと思います。僕は不真面目な学生だったので150点弱にとどまりましたが、真面目にやれば1年間くらいの勉強で8~9割の点数がとれるはずです。

 

文法も単語もさほど高レベルのものではなく、英語で言えば中学レベルに毛が生えたようなものです。難易度がさほど高くない理由は、おそらく高校からドイツ語を学び始めた人を受験者として想定しているからでしょうかね。

 

 

最後に

 

以上、センタードイツ語についての記事でした。2019年の問題は以下の朝日新聞のホームページから見ることができるので、興味のある方はぜひご覧ください。

 

www.asahi.com