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大学新入生必見! 時間割作成&履修登録のコツ

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はじめに

 

新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます!皆さんのなかには、充実したキャンパスライフを夢見て心が躍っている人も多いでしょう。

 

しかし、学生の本分はあくまでも勉学です。授業を受けて、十分な単位をとらないことには卒業できません。そして、単位をとるために新入生が最初にしなければならないことが、受けたい授業を選んで時間割を組む「履修登録」という作業です。

 

高校では時間割は学校側が組んでくれるため、自分で受けたい講義を選んで時間割を組むなんてことをする必要はありません。そのため、大学生になっていきなり履修登録をしろと言われて戸惑ってしまう人も多いと思います。

 

そこで今回は、履修登録をどのようにすればいいのかをお教えします。

 

 

履修登録を終えるまでの手順

 

STEP1 専門科目と一般教養科目という区分を理解する

 

大学で行われる授業は、専門科目と一般教養科目の二つに分かれています。大学を卒業するためには、両方の科目の単位を取らなければなりません。

 

専門科目とは、各学部の専門的な内容を勉強する科目です。例えば法学部であれば刑法や民法の授業が、理学部であれば数学や物理の授業が行われます。基本的に、専門科目はその学部に所属する学生しか履修することができません。

 

一方、一般教養科目とは学生が幅広い分野の教養を身につけるために行われている科目です。一般教養科目はどの学部の生徒でも受けることができます。そのため、理系学部の生徒でも哲学や経済学といった文系の授業も受けることができます。*1

 

このうち、専門科目の単位は4年間かけてじっくりとっていきます*2。そもそも専門科目には2年生以上が対象の授業も多いため、1年生から専門の単位をがつがつ取ることは難しいです(もちろん専門科目の単位を全くとらなくていいというわけではありませんが)。そのため、1年生のうちは一般教養科目の授業を中心に受けましょう

 

 

STEP2 卒業要件を把握する

 

一般教養科目の単位を取得するといっても、一般教養科目の単位であればなんでもいいわけではありません。例えば、僕の所属している学部の場合、一般教養科目の単位を64単位以上とらなければ卒業できませんが、64単位のうち、人文・社会科学の科目を24単位以上、自然科学の科目を6単位以上とらなければならないという規定があります。同様の規定がある大学は多いと思います。

 

そのため、まずは卒業するためにはどの単位を取得すべきか(卒業要件)を確認する必要があります。卒業要件を把握するために、新入生向けのオリエンテーションに参加してください。学部長からのありがたいお言葉の時間はうたた寝をしていても大丈夫ですが、単位に関する説明には必ず耳を傾けるようにしてください。この説明を聞き逃すとあとで苦労します。

 

そして、新入生オリエンテーションで単位についての説明が書いてある冊子をもらうと思います(僕の大学では「○○学部便覧」という冊子でした)。その冊子は熟読し、履修登録をする際にも適宜参照するようにしてください

 

 

STEP3 必修の授業を時間割に組み込む

 

いよいよ時間割作成に移ります。

 

大学生は自由に時間割を組むことができますが、なかには必修の授業もあります。例えば語学やスポーツ実習は必修科目になっていることが多いです。この必修科目は否が応でも受けなければなりません。

 

そして、必修科目の多くは「あなたは金曜日の5限目に英語の授業を受けてください」というように、日時が指定されています。そのため、まずは必修科目がいつ行われるのかを把握して、時間割に組み込むようにしてください

 

 

STEP4 選択科目を選ぶ

 

必修科目を時間割に組み込んでも、まだ空いているコマがあると思います。大学によって違うかもしれませんが、1年生の場合、1日に3~4コマ授業を入れる人が多いです。1日の授業数がその程度になるように、空いているコマに選択科目を入れていきましょう。

 

「楽単(楽に単位が取れる授業)を選べ、お前の興味関心なんか二の次だ」と言う人もいます。しかし、僕は自分の興味関心に従って授業を選んでも大丈夫だと思います。なぜなら、一般教養科目は単位取得が容易な科目がほとんどだからです。

 

これが専門科目になると話は別です。専門科目は大学・学部によっては単位取得が難しいので、単位取得の難易度も履修登録の重要な判断基準になります。しかし、一般教養科目は一部の鬼のように単位取得が難しい授業を除けば単位を取ることは簡単です。そのため、恐ろしく難しい一部の授業に気を付けさえすれば、あとは自分の興味のある授業をとっても問題なく単位を取ることができるでしょう。

 

自分の興味関心に加えて、友達と一緒に授業を受けられるかどうかも考慮したほうがいいでしょう。同じ授業を受けている友達がいれば、たとえ授業を休んだとしても授業の内容を教えてもらうことができますし、レポート作成や試験勉強の際に協力することもできます。自分が受けるそれぞれの授業に知り合いが一人はいるという状態にしておくのがベストです。

 

履修する授業を選ぶ際、シラバスをチェックすると思います。シラバスには、それぞれの授業の先生や内容といった情報が書かれていますよね。

 

シラバスを見るとき、特に気を付けてみるべきなのは履修要件と成績評価の方法です。履修要件とは、その授業を受けるのに必要な条件のことです。一般教養科目でも、理系しか受けられない授業や2年生以上しか受けられない授業があるので注意が必要です。そして最も注目すべきなのが成績評価の方法です。言うまでもなく、成績評価は単位を取得できるか否かに関わる非常に重要なものです。成績評価が試験によって行われるのか、それともレポートによって行われるのか、出席状況も判断材料になるのかは必ずチェックしましょう。

 

成績評価に関しては、「レポートにまとめるのが得意だ」という人もいれば、「試験一発勝負の方が単純明快で好きだ」という人もいるでしょう。どの成績評価方法を採用している授業を履修するかは自分の得手・不得手や好みに応じて選びましょう。

 

ただ、レポート提出の科目だけを選んだり期末試験の教科だけを選んだりすることを避けた方がいいと思います。全ての教科をレポート提出にすると、下手したら学期末には10個以上のレポートを書かなければならなくなります。逆に、全ての教科を試験一発勝負にすると、試験前の勉強が相当大変です。基本的にはレポート提出の科目と期末試験の科目とをバランスよく履修するべきでしょう。

 

授業に関するオフィシャルな情報はシラバスのみです。しかし、それだけでは情報が不十分なことも多々あります。シラバス以外の情報も手に入れられると良いでしょう。

 

一番手っ取り早いのは、先輩や同級生から情報を手に入れることです。特に先輩は過去に授業を受けて、自分が受けた授業がどのような内容だったかを知っています。話を聞ける先輩がいれば、その人のところに行ってみましょう。

 

大学によっては講義の情報が載っている冊子が存在します。例えば東大は「逆評定」、京大は「チョベタ」、阪大は「クロバス」というそうです。もしそのような冊子がある場合、参考にしてみるのもいいかもしれません。

 

また、インターネットを使うという手もあります。講義に関する情報が集まっているサイトのなかで一番有名なのが「みんなのキャンパス」です。大学の講義の口コミサイトのようなものなので、ぜひ活用してみてください。

 

campus.nikki.ne.jp

 

ちなみに、人気のある授業は多くの学生が履修を希望するので、学生の人数を絞るため抽選が行われることがあります。抽選に申し込むには初回の授業への出席が必要な場合があります。また、所定の日にちを過ぎると抽選に申し込むことができなくなるので注意が必要です。

 

抽選は意外と落ちるものです。僕の周りにも、履修登録の期限直前になって「抽選に落ちて時間割がスカスカだ…」と嘆いている人がいました。抽選は落ちるものだと考えて、ちょっと多めに抽選に申し込んだり抽選のない科目を見つけておいたりした方がよさそうです

 

 

STEP5 履修登録を完了させる

 

授業を選んで時間割を作り終えても、まだ安心するのは早いです。

 

大学によって異なるとは思いますが、大学のホームページ上で時間割を作成するだけではだめで、それとは別に手続きをしなければ履修登録が完了しない場合があります。この手続きを忘れてしまったために、せっかく時間割を作ったのに履修登録ができていないという人が毎年います。履修登録は必ず最後までするようにしましょう

 

 

最後に

 

いかがだったでしょうか?履修登録が円滑に終わり、大学生活が良いものになることを願っています。

*1:ただし、自然科学系の授業のなかには理系の学生しか履修できないものもあります。

*2:ただし、4年生は就活等で忙しくなるので、3年生までにあらかたの単位を取得する学生が多いです。