かくのごとく、我思えり

京大生が、本の感想や勉強のことを書いていきます。

高校ぼっちと比べて大学ぼっちの楽なところ・大変なところ

f:id:Kudou18:20181114205935p:plain

 

はじめに

 

同じぼっちでも、高校でぼっちとして過ごすのと大学でぼっちとして過ごすのとでは大変さが異なります。

 

そこで今回は、高校ぼっちと比べて大学ぼっちの方が楽なことと大変なことを書いていきます。僕は高校のクラスでぼっちとして過ごし、大学生になってからもぼっち道を歩み続けている人間なので、以下の情報はそこそこ信憑性があると自負しています。それではどうぞ。

 

 

大学ぼっちの方が楽なところ

 

行事がない

 

ぼっち高校生の天敵は学校行事です。授業を受けるだけなら一人でやっていけますが、行事はそうもいきません。リーダーが「最高の行事にしよう!」などと言ってはっちゃけ、そのために生徒は尽力することを求められます。しかも、それはたいていの場合は一人でできるものではなく、他の生徒と協力しなければなりません。他の生徒と話すのが嫌なぼっちにとって、行事のある時期の学校は苦痛でしかありません

 

一方、大学には行事はありません。いや、厳密に言えば行事は行われているのですが、全員が参加しなければならない行事はありません。入学式や卒業式にすら参加しなくても大丈夫です。

 

また、多くの大学で行われている文化祭も参加する義務はありません。文化祭の期間は授業がないので、自分の好きなことに専念できます。

 

 

人のつながりがゆるい

 

高校では全生徒がどこかのクラスに組み込まれます。クラスメイトとは嫌でも毎日顔を合わせることになります。授業も自分のクラスで受けなければなりませんね。3組の授業に興味があるからといって、5組の生徒が3組の授業を受けることはできません。

 

一方、大学はそもそもクラスがないところが多いです。また、クラスがあったとしても、クラス全員が顔を合わすのは週に1・2回程度です。

 

また、大学では自分の受けたい授業を選択することができます。その結果、あなたが意識して他の人と同じような時間割を組まない限り、全ての授業をあなたと一緒に受けるという人はいないことになります。ほぼ全部の授業をクラスメイトと受ける高校との大きな違いです。

 

このように、大学では各学生にかなりの自由が与えられており、クラスなどの集団で行動しなければならない場面がぐっと減ります。そのため、集団に縛られることなく自由かつ快適に過ごすことができます

 

 

逃げ場が多い

 

ぼっち高校生のなかには、昼休みに教室で過ごすのがつらいという人もいます。クラスメイトたちに一人でいるところを見られるからです。

 

さりとて、高校生が昼休みに行ける場所はそんなに多くありません。僕が思いつくかぎりでは、図書室、校庭、中庭ぐらいしかありません。

 

一方、大学生はこの点ではかなり自由です。大学の敷地は広く、昼休みを過ごせる場所がいくらでもあるからです。高校と同じように、図書館や建物の外のベンチで過ごすという手もあります。また、大学では、授業が行われていない教室(いわゆる「空き教室」)を学生がかなり自由に使うことができます。そこで時間をつぶすこともできます。高校の教室とは違い、自分の知っている人がいない教室で過ごすこともできるため、高校と比べて気が楽です。

 

 

先生がペアやグループを組んでくれる

 

ぼっち高校生を困らせる先生の一言といえば「じゃあ適当にペア組んで」です。ペアを組む相手なんかいないわ、という話です。自分と同じぼっちの人がいたら共同戦線を張ることが可能ですが、そういう人がいなければかなり大変です。

 

しかし、大学は先生がペアやグループを作ってくれる場合が多いです。先生が教室内を回って、「じゃあこの人とこの人で1ペア、…」みたいな感じで勝手にペアを作っていきます。そのため、ペアが見つからずあたふたするということはあまりありません。まあ、もちろん例外もありますけどね。その場合は頑張ってペアを見つけるしかありません。

 

 

大学ぼっちの方が大変なところ

 

大学の勉強が大変

 

高校ではぼっちでも問題なく勉強することができます。先生は懇切丁寧に教えてくれますし、分からなくなったとしても参考書や塾など頼るものがたくさんあります。

 

一方、大学の授業はぼっちだと大変です。「大学は情報戦」と言われることがありますが、これは本当です。例えば卒業するために60コマの授業を受ける必要があるとしても、単位取得が難しい授業ばかりを受けるのと簡単な授業ばかりを受けるのとでは、難易度は全く異なります。そして、その情報は友達や先輩から仕入れるのが最も手っ取り早いです。

 

また、大学のテストの最善の対策方法は過去問を解くことです。しかし、見知った同級生や先輩がいなければ過去問を入手するハードルは上がります

 

つまり、勉強面で大変なのは高校のぼっちより、必要な情報を手に入れにくい大学のぼっちだと言えます。

 

 

とことん孤立する

 

さきほど、大学ぼっちの方が楽な点として、人のつながりがゆるいことを挙げました。しかしこれはデメリットにもなりえます。

 

高校でぼっちとして過ごしいても、クラスという枠組みがあるので、いちおう存在は認識されます。無断で学校を休んだら、「あれ、今日は○○さんがいないな」となるわけです。また、クラスメイトとは毎日会うので、はじめはぼっちでもやがて雑談するくらいの関係になるということもありえます。

 

ところが、大学は人のつながりがゆるいので、ぼっちはいなくても気づかれることはありません。さらに、大学では毎日顔を合わせる人もいないので、ずっとぼっちのままでいる可能性が高いです。つまり、大学のぼっちは孤立状態が固定化しやすいのです。

 

 

最後に

 

以上、高校ぼっちと比べた大学ぼっちの楽なところと大変なところをまとめてみました。僕は、全体的に見れば大学ぼっちの方が過ごしやすいと思います。ただ、「大学では絶対に良い成績を取りたい」という人はぼっちにはならない方が賢明です。

 

とはいえ、大学の成績はほどほどで良いというのであれば、大学でのぼっち生活の方が良いものとなるはずです。「大学でぼっちになったらどうしよう」と言う人もそんなに心配する必要はないでしょう。