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【目指せ9割!】センター倫理政経の勉強法

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はじめに

 

今回は倫理政経の勉強法を説明していきます。「どう勉強すればいいか分からない」という人もいるでしょうが、しっかり対策すれば確実に9割得点できるようになります。頑張っていきましょう!

 

 

倫理政経の特徴

 

倫理政経は対策に時間がかからないことが大きな特徴です。他の地歴公民の科目と比べてみましょう。例えば世界史は対策にかなり時間がかかります。なぜなら予備知識を身につけていない人がほとんどだからです。そのため、世界史の勉強はゼロからのスタートとなり、時間をかけないと高得点をとることはできません。

 

一方、倫理政経はどうでしょうか。十数年も生きていれば、政治や経済のことを大なり小なり耳にします。そのため、皆さんにはすでに最低限の知識は身についています。また、倫理には予備知識がなくても読解力だけで解ける問題があります。つまり、倫理政経は勉強する前から土台ができているため、対策に必要な時間が少ないのです。

 

他方で、倫理政経は満点をとることは期待できないという欠点もあります。日本史や世界史は対策に時間がかかる反面、安定して9割後半をとるのはそう難しくありません。一方、倫理政経では時事ネタを絡めた問題が出ます。これは教科書や参考書を読んでいれば対策できるという類の問題ではなく、正直に言って万全の対策をするというのは困難です。もちろん倫理政経で満点をとれないとは言いません。しかし、確実に満点をとれるレベルに達するのは極めて難しいです。

 

以上のことから、倫理政経は短期間で9割をとれるようにする科目と言えます。短期間の勉強で確実に9割得点できるようにし、空いた時間で他の科目を勉強するようにしましょう。

 

倫理政経のもう一つの特徴として、ただの暗記では高得点をとれないということが挙げられます。特に、倫理分野はただ思想家の名前や思想の名称を覚えるだけの勉強には限界があります。思想の内容を確実に理解し、他の思想と区別できるようにならないと高得点を狙うことはできません。よって、倫理政経の勉強は一問一答のような参考書をするよりは、教科書や参考書を読んで理解に努めることが重要です。

 

 

倫理政経の勉強法

 

それでは、具体的な勉強法の解説に入ります。倫理分野も政経分野も勉強の流れは次のようになります。

 

黄色本→ベストセレクション→過去問

 

黄色本というのは、「点数が面白いほどとれる」シリーズのことです。この本では、教科書の内容を噛み砕いて分かりやすく説明しています。倫理政経で一冊になっているものもありますが、内容が薄いです。そのため、しっかり勉強しようと思ったら倫理と政経で別々に買った方がいいでしょう。

 

黄色本は2~3回ほど読んでください。基本的に、この参考書は内容を覚えるより理解することが大切です。特に1回目は理解することに力を注いでください。一人では理解できない箇所があったら、学校や塾の先生に質問してください。この段階では覚えようとする必要はまったくありません。2・3回目は、内容をある程度頭に入れようとしながら読むようにしてください。とはいえ、すべてを覚えようとしなくても大丈夫です。というか、それは無理です(笑)。3回読み終わった段階で7割覚えていたら上出来でしょう。

 

 

次に、ベストセレクションに移りましょう。ベストセレクションは分野別に勉強ができる参考書です。穴埋め問題を解きながら基本事項を習得するパートと、センター試験の過去問を解くパートに分かれています。

 

まずは穴埋め形式の問題を何分野か解いてみてください。ここで基礎知識の確認ができます。黄色本を読んだあとだと、それほど難しくはないと思います。そのあと、一日以上あけて同じ分野の過去問のパートを解いてみましょう。時間をあけるのは記憶をより定着させるためです。

 

 

過去問は、文字通りセンター試験の過去問です。過去問は「倫理政経」の過去問を解くのではなく、「倫理」と「政治経済」の過去問をそれぞれ解くことをおすすめします。そもそも、倫理の問題と政治経済の問題からそれぞれ半分ほど抽出したものが倫理政経の問題です。よって、ある年の倫理の過去問と政治経済の過去問を解けば、その年の倫理政経の過去問も解いたことになります。

 

「でもそれなら倫理政経の過去問を解いてもいいんじゃない?」と思った人もいるでしょう。それでも僕が倫理と政治経済の過去問を別々に解くことをすすめているのは、同じ量の問題を解くなら、別々に解いたほうが新しい問題をより多く解くことができるからです。

 

「倫理」、「政治経済」、「倫理政経」。これらはすべて1科目としてカウントされ、問題の量はほぼ変わりません。したがって、倫理と政治経済の過去問をそれぞれ5年分解くのと、倫理政経の過去問を10年分解くのとでは、問題量だけ見れば同じです。逆に言えば、直近5年分の問題を解いたら、倫理と政治経済の過去問をそれぞれ解いた方が多くの問題を解くことができます。この「新しい問題をより多く解くことができる」というのがメリットなのです。

 

当然ですが、倫理政経は政治や経済がテスト問題となります。しかし、政治のシステムや経済情勢は時間が経てば変わっていきます。そのため、10年前の常識が今の非常識ということも十分ありえます。したがって、倫理政経ではできるだけ新しい問題を解かないと勉強にならないのです。したがって、倫理政経の過去問演習は、新しい問題をできるだけ多く解けるように、倫理の過去問と政治経済の過去問を別々に解いた方がいいです。

 

過去問を解く際は、ただ正しい選択肢を選ぶのではなく、誤りの選択肢のどこが間違いかを考えながら問題を解くようにしてください。そして、選択肢の誤りの部分には下線を引きましょう。

 

そして答え合わせをするときには、正しい選択肢を選べているか確認するだけでなく、誤りの選択肢はどう修正すれば正しくなるかや、関連事項まで覚えているかを確認するようにしましょう。答え合わせのとき、解説を読んでも分からなければ資料集を見てみましょう。資料集はかなりよくまとまっているため、読む価値はあると思います。

 

番外編 時間がない人へ

 

「センター試験まであと1ヶ月しかない!」という人は、こんなに悠長には勉強できないと思います。その場合、「黄色本→過去問→ベストセレクション」の順で勉強しましょう

 

黄色本は2回は読みましょう。暗記というより理解に努めてください。そのあと、いきなり過去問を解いてください。5年分も解けば、どこが得意でどこが苦手かが分かると思います。そして、苦手だと感じる分野だけベストセレクションを使って対策しましょう。こうすればかなり効率的に勉強することができます。

 

 

最後に

 

以上、倫理政経の勉強法をまとめました。通常ルートは「黄色本→ベストセレクション→過去問」です。時間がない人は「黄色本→過去問→ベストセレクション」でもいいでしょう。

 

倫理政経は短期間で9割が狙える科目です。受験勉強頑張ってください!

 

センター試験関連では以下の記事も書いているので、そちらもご一読ください。

 

www.a-man-feels.com

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