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京大英語の特徴と勉強法は? 現役京大生が教えます

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はじめに

 

こんばんは、京大生ブロガーの工藤冬樹です!

 

今回は、京大英語の特徴と勉強法を徹底的に解説していきます。

 

 

京大英語の特徴は?

 

長文読解と英作文

 

京大英語は150点満点です。そのうち、100点分は長文読解、50点分は英作文となっています。

 

数年前まで、京大入試の英語は実にシンプルでした。長文読解は全て文中の傍線部を和訳させる問題、英作文は200字程度の日本語を英訳する問題。この2種類の問題しか出されなかったのです。

 

しかし、長く続いたこの問題形式がここ数年で変化しています。長文読解では、傍線部の単語の説明をさせるなど、文章の流れを理解していないと解けない問題が出題されています。英作文でも、和文英訳だけでなく、文章や会話の流れを汲み取って一から英文を考える問題が出題されるようになりました。

 

ですが、長文読解と英作文の二つで問題が構成されているという点は今でも変わりありません。

 

 

さほど難しくない

 

京都大学と入試難易度が近い大学としてよく挙げられるのは、東京大学や一橋大学、私立で言えば早稲田大学や慶応大学でしょう。この中で英語の入試が最も簡単なのは京都大学です。

 

東京大学の入試問題は、長文読解と英作文に加え、要約や文法問題、さらにはリスニングなど、様々な問題が出題されます。そのうえ制限時間もタイトです。一橋大学の長文読解は、現代文に近いような癖のある問題が出されるため、一筋縄ではいきません。早稲田大学や慶応大学の入試問題も、非常に長い長文が出題されたり、問題文が英語だったりと、レベルが高いです。

 

一方、京都大学の英語で時間が足りないということはほぼありません。また、問題のジャンルもひと昔前ほどではないにせよ限られています。長文の長さも極めて普通です。そう、京大英語は同レベルの大学と比べると簡単なのです。

 

 

京大英語の勉強法

 

STEP1 単語・文法を習得する

 

単語と文法が身についていないと何も始まりません。単語は英語を読むのにも書くのにも必須です。また、文法についても、いくら文法問題が出題されないといっても、文法の知識がゼロでは入試問題に太刀打ちできません。単語も文法も、凝って勉強する必要はありませんが、最低限のレベルには持っていきましょう。

 

単語は単語帳を一冊買って少なくとも見出し語を完璧に覚えるようにしてください。僕は塾で使われていた見出し語が3000語強収録されている単語帳を使いました。ですが、全部覚えきれたわけではないので、そこまで単語の収録数が多い単語帳を使う必要はありません。単語帳を選ぶのも重要ですが、それよりも選んだ単語帳を完璧に覚えることを重視してください。

 

文法はForestなどの文法書と文法の演習テキストを用意してください。テキストは学校で買わされるようなもので構いません。文法に自信のない人は、まず文法書の内容を一通り読んで理解してからテキストを解くようにしてください。自信のある人はテキストを解いていき、分からないところを文法書で確認しましょう。勉強していってある程度文法が習得できたと思ったら、センター試験の文法の問題(2018年の問題であれば大問2)を解いてみてください。そこで9割以上正解することができれば文法の基礎は習得できたと考えてよいでしょう。

 

 

STEP2 問題演習

 

単語と文法が習得できたら、問題演習に移りましょう。

 

まず長文読解について説明します。問題は何を解いても構いません。京大の過去問はもちろん、他大学の過去問、学校や塾で使っているテキストも有効でしょう。問題を解いたら必ず答え合わせをしてください。そして間違えた問題は、どうして間違えたのかを考えるようにしましょう。単語を知らなかったのか、文構造を把握しきれなかったのか、それともケアレスミスなのか。間違えた原因を放置しておくと、また同じ間違いを犯します。問題演習を通して習得した知識は、忘れないようにメモしておきましょう。

 

長文を読むときは、文章の流れを意識するようにしてください。流れをとらえることができれば、英文を和訳しやすくなるだけでなく、傍線部の説明や空欄補充の問題も解けるようになります。

 

文章の流れをとらえるためには、次の二つのことが重要です。一つ目は、段落ごとに区切るということです。集中力を切らさずに長文を読み切ることは難しいです。そのため、まず一つの段落の内容を理解し、そのあとにそれぞれの段落のつながりを考えるのが効果的です。

 

二つ目は、困ったら各段落の内容をワンフレーズでまとめてみるということです。文章を読んでいて、何が書いてあるのかさっぱり分からないということもあるでしょう。そのときは、各段落の内容をワンフレーズでまとめてみてください。「地球温暖化の原因」とか「ニュートンの考え」というような短いもので構いません。このまとめが突破口になって考えが整理され、文章が理解できるということが僕は何度もありました。読解に困ったらぜひやってみてください。

 

次に、英作文について説明します。近年の京大入試では、書く内容も解答者にある程度任せる、空欄補充形式の英作文も出されるようになりました。ですが、英作文対策の基本は和文英訳です。なぜなら、和文英訳の能力を身につけたあとに英作文の勉強をするのと、英作文の能力を身につけたあとに和文英訳の勉強をするのでは、前者のほうが容易だからです。なので、まずは和文英訳の勉強法を説明します。

 

和文英訳の最良の教材は京大の過去問です。過去問のうち、和文英訳の部分をどんどん解いていきましょう。過去問を解く際に重要なのは、先生に添削してもらうことです。学校の先生でも塾の先生でも構わないので、必ず添削してもらうようにしてください。和文英訳や英作文は、自分だけで勉強するのはほぼ不可能です。先生に添削してもらうことで、自分では気づくことのできないミスに気が付きます。良い先生であれば、あなたの悪い癖を指摘してくれるかもしれません。

 

添削してもらったら、どこが間違っているのかをチェックしてください。また、使えると思った表現があったら、メモして覚えましょう。どんどん英語らしい表現をストックしていくことが肝要です。

 

そして、一度解いた和文英訳の問題は、何回か解きなおすようにしてください。これをしないと、知識が定着せず、問題を解いた意味が半減してしまいます。新たに解く問題の数が少なくなってもいいので、解きなおしを怠らないようにしてください。

 

英作文についても少し書いておきます。近年、京大入試で空欄補充型の英作文が出題されるようになりました。この問題を解く際に大事なのは二つです。

 

一つ目は、不安のある英語は使わないことです。和文英訳の場合、問題文に英語を近づけなければならないので、間違っているかもしれない表現でも使わなければならないときもあるでしょう。一方で、英作文は書く内容が厳密に指定されているわけではありません。それにもかかわらず不安のある表現を使う必要は皆無です。合っている自信のある表現のみを使いましょう。

 

二つ目は、文脈に気を付けることです。空欄補充型の英作文では、空欄の前後を読んで、文脈に合う文を書くことが要求されています。日本語で書く内容が指定されていないからといって、頓珍漢なことを書かないようにしましょう。

 

 

最後に

 

以上、京大英語の勉強法について説明しました。まとめると、次のようになります。

 

1.単語・文法を習得する

 単語帳・文法書・文法の演習テキストを使う

2.問題演習をする

 長文…問題演習→答え合わせ→解説の読み込み

 英作文…和文英訳を優先する

     問題演習→添削を受ける→解説の読み込み→同じ問題の解きなおし

 

 

以上の手順をこなせば、京大の英語の入試問題はある程度は解けるようになるでしょう。ただ問題を解くだけでは意味がありません。どうして自分が間違えたのかを考え、その反省を生かすようにしてください。

 

京大入試の他教科の勉強法についても書いているので、ぜひお読みください。

 

www.a-man-feels.com

 

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