かくのごとく、我思えり

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学校で内職をしたほうがいい? 現役京大生が考えてみた

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はじめに

 

こんばんは、京大生ブロガーの工藤冬樹です!

皆さんは「内職」という言葉をご存知でしょうか。高校での内職とは、一般的な意味とは異なり、授業中に授業の内容とは違う勉強をすることを指します。今回は、内職のメリットとデメリットを考えたうえで、内職をするのは悪いことかを考察していきたいと思います。

 

 

内職のメリット

 

1.勉強時間が増える

 

授業時間も勉強することで、勉強時間を増やすことができます。例えば、1コマ50分の授業の学校で、毎日1つの授業で内職すれば、一週間で勉強時間を約4時間増やすことができます。これは決して少なくない数字でしょう。

 

2.無駄な授業時間を有効に使える

 

そもそも受験に必要のない科目の授業もあるかもしれません。僕の場合は、センター試験の社会は日本史と倫理政経を選択したので、世界史の授業は受験には必要ありませんでした。また、受験に使う科目ではあるものの、先生の雑談が多いなどの理由で内職したほうが効率が良いという場合もあるでしょう。そのような授業時間を内職に充てることで効率よく勉強することができます。

 

 

内職のデメリット

 

1.あまり集中できない

 

たいていの先生は授業中に内職をしている生徒を注意するので、内職は先生にばれないように行わなければなりません。そうなると、集中力の一部を先生にばれないことに充てなければならず、普段の勉強よりは集中することができません。

 

2.先生からの評価が下がる

 

当たり前の話ですが、内職をしていることがばれると学校の先生からの評価が下がる虞があります。「私は推薦入試は受けないから、先生の評価はどうでもいい」という人もいるかもしれませんが、たとえ一般入試しか受けないとしても、先生からの評価が良いと得することがあります。例えば、普段真面目な姿を先生に見せておけば、多少怠けても大目に見てもらえます。僕は2ヶ月に一度くらい、どうしても学校に行きたくないときにズル休みをしていましたが、普段は真面目なふりをして生活していたので、特に何も言われませんでした。一方、普段から授業中に寝ていた人が休むと、僕と休む頻度はあまり変わらないのに、クラスメートが「またあいつは休みか」と言い、先生も苦笑いしていました。

 

また、自分は先生の助けなんかいらないと思っていても、意外なところで助けが必要になることがあります。例えば僕の場合、二次試験の一ヶ月前にちょっとしたトラブルがあったのですが、そのときにするべき手続きを教えてくれたのは学校の先生です。

 

考え方は様々なので、一人で我が道を行くのもありですが、僕としては先生に媚を売るとはいかないまでも、悪く思われないようにしたほうが良いと思います。

 

 

内職するべきか?するべきでないか?

 

これまでの論調から何となく予想がついているかもしれませんが、僕は内職をしないほうが良いと思います。確かに内職をすることで勉強時間を増やすことはできますが、その時間はいつもより集中できていないことを考慮すべきです。散漫な状態で勉強するよりは、授業時間外に集中して勉強するべきだと思います。

 

どうしても授業時間を使いたいという人は、睡眠時間に充ててください。睡眠であれば、「頑張って授業を受けようとしたけど寝ちゃったんだな」と大目に見てくれる先生もいます。さらに、一度仮眠をとればかなり頭が冴えるので、そのあとで集中して勉強することができます。

 

 

こんな人は内職するべきかも

 

とはいえ、以下の条件に当てはまる人は内職を検討してもいいかもしれません。

 

前提条件

切羽詰まっている

 

余裕がある人はそもそも内職しようとしないかもしれませんが、もし余裕をもって合格できるというのであれば、後述するように学校の授業が役に立つかもしれないので、わざわざ内職をする必要はないと思います。

 

この前提条件をクリアしたうえで、下記の条件に一つでも当てはまれば、内職してみてもいいかもしれません。

 

1.進学校以外の学校に通っている

 

進学校には難関大学を目指す生徒が数多く通っています。そのため授業も、難関大学を目指す生徒にも対応できるようになっています。一方、卒業が間近になっても教科書の範囲が全部終わらないという学校もあると思います。自分の学校の進学実績を見て、そこに載っている大学よりハイレベルな学校を目指しているという人は、学校の授業が合わないかもしれないので、内職をしてみても良いでしょう。

 

2.私立大学しか受験しない

 

私立大学は、文系でも理系でも三科目しか課さない大学がほとんどです。そうなると、高校の授業の半分は受験に必要のない授業ということになります。それはさすがに無駄が多すぎるので、内職を検討しても良いかもしれません。

 

 

その授業、本当に無駄?

 

ただ、学校の授業を切る前に、学校の授業は本当に無駄なのか考えてみてください。例えば僕の場合、先述したようにセンター試験の社会は日本史と倫理政経を選択したので、世界史の授業は受験には無関係でした。しかし、日本史も政治経済も哲学も、世界の動きと全く無関係に動いているわけではないので、日本史や倫理政経で世界史の知識を活かせる問題を見かけることが度々ありました。このように、各教科は相互に結び付いているため、受験には不要な教科に救われることがあります。

 

さらに、高校で習ったことが大学で役に立つこともあります。例えば、世界史の知識は法制史や政治史を勉強するのにとても役に立ちます。他にも、世界史は経済学、社会学、海外文学など多くの学問と関わっており、文系の学問をするうえで必須と言って良いかもしれません。多くの人に役に立たないと思われる古文や漢文でさえ、大学の研究で昔の資料を読むのに役立ちます。

 

皆さんは、スティーブ・ジョブズ氏の「点と点をつなげる」という話をご存知でしょうか。彼はスタンフォード大学の卒業スピーチで、経験を点にたとえ、現在は何の役にも立たない経験(点)に思えても、時間が経って振り返ってみると、それぞれの点がつながって自分の役に立つと述べています。いまやっていることがいつ役に立つか分からない以上、やってみるのも手ではないでしょうか。

 

 

最後に

 

以上、内職の是非を考えてみました。大学に入らなければ何も始まらないので、もしあなたが切羽詰まっているなら仕方ありませんが、そうでないのならできれば内職はしないほうが良いと思います。内職をするのであれば、多くの人が先生にできるだけばれないようにユニークな方法を考えているので、調べてみてください。