かくのごとく、我思えり

京大生が、本の感想や勉強のことを書いていきます。

京大附属図書館地下書庫 探検レポート

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こんばんは、京大生ブロガーの工藤冬樹です。

 

京都大学には約50の図書館・図書室がありますが、そのなかで最も有名であり、かつ多くの学生が利用しているのが附属図書館です。

 

僕は今まで一般にも開放している開架図書のあるコーナーしか利用したことがなかったのですが、先日ついに地下の書庫に行ってきたので、その感想を書いてみようと思います。

 

地下書庫は三階まであります。まず地下一階には図書や新聞、マイクロがあります。本は見てみた感じ普通の本なのでおそらく地上の本棚に入りきらなかった分を置いているのでしょう。新聞は多くの種類がありました。読売、朝日、毎日のような全国紙や京都新聞のような地方紙、さらにはNew York Timesや人民日報などの外国の新聞もありました。英字新聞は見たことがあったのですが、中国語やドイツ語の新聞は初めて見ました。

 

また、昔の新聞が図鑑サイズの本になってまとめられているものもありました。僕は今回朝日新聞のものを見たのですが、明治時代の初期のものから戦時中のもの、さらには2000年代のものまであり、感動しました。初期の朝日新聞は出来事を箇条書きで書いていたようです。「・森有礼大臣が大阪を訪れた」とか「・東京の誰某が車に轢かれた」とかのように書いてありました。第二次世界大戦中の新聞は本当に戦争のことしか書いてありませんね。広島に原爆が落ちたニュースが8月7日の時点では普通の爆撃と同じ扱いをされていて、8日になってようやく新型爆弾が落とされたと報道されたあたり、情報伝達の遅さを感じます。まああれだけ甚大な被害があれば情報が行き渡るのが遅くなるのも仕方ないですがね。

 

その後地下書庫の二階に行きました。地下二階には英国議会の資料とかその他外国語の本が多かったです。アラビア語の本なんて初めて見ました。あと工学系の本も多かったです。

 

地下三階には移動式の本棚がありました。こんな感じのやつです。

 

https://www.nipponfiling.co.jp/products/library/cosemove/forte.html

 

自分でボタンを押して棚を動かすんですよね。ああいうタイプの本棚を見たのも初めてですし、ましてや動かしたことなんて一回もなかったので楽しかったです。例えると地下に秘密基地を所有して自由に動かしている感じでした。ちなみにその書庫には各都道府県の歴史書や色々な雑誌のバックナンバーがありました。戦前の週刊ダイヤモンドなんかもあり、見ていて楽しかったです。

 

このように、京都大学附属図書館の地下書庫は宝の山です。ここに籠っていればかなりの時間をつぶすことができます。しかし残念なことに地下書庫は京都大学の学生か教職員しか入れないんですよね(他の大学の図書館に所属しているという方は入れますが)。卒業生も入ることができません…。だから、この記事を見てもし地下書庫に入ってみたいと思われた高校生はぜひ京都大学か、その付近の大学に入学することをご検討ください。そして四年間(あるいは六年間)で使い倒しましょう。