かくのごとく、我思えり

京大生が、本の感想や勉強のことを書いていきます。

伊藤塾塾長・伊藤真先生の話を聞いてきました!

f:id:Kudou18:20180918005017p:plain

 

こんばんは、京大生ブロガーの工藤冬樹です。

 

皆さんは伊藤塾という塾をご存知でしょうか。伊藤塾は司法試験、公務員試験など法律に関係する資格の取得を目指す人のための塾です。そこの塾長の伊藤真先生*1が京都大学で行った説明会に参加してきたので、その感想を書いていきたいと思います。

 

伊藤先生の話は、まずは自己紹介から始まりました。先生は高校生のときに外交官を志して東大法学部に入学したものの、自分が持っていた外交官に対するイメージと東大の先輩から聞いた外交官の仕事内容があまりにも違っていたため外交官になるのは辞め、大学三年の頃から司法試験合格を目指して勉強を始めて大学在学中に合格したそうです。現在は伊藤塾の塾長を務めるかたわら、日本国憲法についての講演や執筆活動をしたり、弁護士として1人1票実現運動や安保法制違憲訴訟を行ったりしているそうです。1票の格差を是正するための訴訟は国政選挙が行われるたびになされていますが、一体誰が訴えを起こしているのだろうかと前々から不思議に思っていました。選挙のたびにその選挙が正しく行われたのか確かめようとするのは素晴らしいことだと思います。

 

その後、話はキャリアを形成していくうえでの大学時代の重要性に移ります。AIやFintechの発達により大規模なリストラが行われる虞があるとか、平均寿命がのびて定年後の人生が長期化するとか、まあどこかで聞いたことがあるような話でした。

 

そして2017年の司法試験の予備試験の最終合格者のメッセージを見せられました。立教大学に在学中に予備試験に合格し、早慶の法科大学院にも合格したそうです。

 

その後法律家を目指すことのメリットや、そのために予備試験を目指すとよいという話になりました。特に予備試験のメリットはとても強調していました。ここが京都大学の見解と異なるところですね。京都大学の法学部は法科大学院に進むことを勧めています。確かオリエンテーションで、学部と法科大学院の講義でしっかり知識を習得してから法律家になってほしいというようなことを言っていました。ただ京都大学がこんな主張をするのは法科大学院の制度を京都大学が推し進めたからだという意見もあります。確かに法科大学院制度の骨格が決まった司法制度改革審議会の委員長は京都大学の名誉教授である佐藤幸治氏です。まあ真相は分かりませんけどね。あくまで噂です。

 

もし僕が法律家になるのであれば予備試験合格を目指します。法科大学院に進学するのは時間もかかりますが、何よりお金がかかりますしね。さらに大学在学中に予備試験を目指せばもし不合格だったとしても民間就職に切り替えることができますが、法科大学院に進学して司法試験に合格できなかった場合かなりまずいことになります。もっとも京都大学の法科大学院は司法試験の合格率がだいたい50パーセントくらいあるので三回受験すれば90パーセント近く受かるからたぶん大丈夫だとは思いますが。

 

そして伊藤先生が司法試験(予備試験)の合格を目指すなら早くから勉強を始めた方がいいよと最後に話したあと90分の説明会は終わりました。

 

いやあ、伊藤先生は話がうまいですね。大学に入って研究が専門である大学教授の話に慣れ始めていたので、久しぶりに聞いた教える方が専門の人の話は魅力的でした。まず声がいいですね。ジャパネットたかたの前社長の話に惹きつけられるのは声がいいからだ、なんていう人がいますけど、伊藤先生の声も僕にとってはなかなか耳になじむものでした。あと具体例を話のなかに多く混ぜているのも特徴です。説明会のなかで、東京大学に在学中に1年間の勉強で予備試験に合格した人、中学生のときから勉強して高校三年生で予備試験に合格した人の話など、体験談をたくさん話してくれました。そういう話をすることで、司法試験(予備試験)合格が身近なものに感じ、「頑張れば自分にもできるかも」という気にさせているのではないでしょうか。

 

以上、伊藤塾の塾長の話を聞いた感想でした。いろいろな話を聞けておもしろかったです。

*1:伊藤マコトと聞いてアニメ好きから嫌われている某主人公を思い浮かべるのは僕だけではないと思います。伊藤マコトなんて大勢いそうなのにかわいそうな気もしますね。まあエロゲーやアニメが好きな人しか知らないネタだからいいのか。